ゼインアーツ最大の悩み「30φと32φのサイズ問題」を解決!
「ゼクーM(30φ)でも、ゲウ(32φ)でも使いたい!」ゼインアーツのコズシリーズ最大の悩みだった「30φと32φのサイズ問題」を、ついに解決します。
筆者が実際にコズテーブルとコズハンガーを購入し検証した結果、「ホルダー部は工具不要で分解・交換可能」であることが判明しました。
この裏技を使えば、コズシリーズを一つ買うだけで、複数のポール径に対応させることが可能になり、無駄な出費をなくせます。工具を使わない分解・交換の完全な手順を写真付きで徹底解説します。
⚠️ ご注意: 本記事で解説する分解・交換はメーカーが推奨する使用方法ではありません。実施される際は、必ず自己責任でお願いします。
本当に買いにくいコズシリーズ—ユーザーの悲鳴

さて、ゼインアーツ大好きマンの僕ですが、声を大にして言いましょう。
コズシリーズは買いにくい!!!
いいものというのは知ってます。質感も高いし、コズテーブルなんてすごくかっこいい。
ゼインアーツのコズシリーズは、30φmm用と32φmm用の2サイズ展開です。
- コズハンガー 30/32
- コズホルダー 30/32
- コズテーブル 30/32
でも、例えばうちの場合、適合ポールサイズが見事に分かれちゃうんですよ。
- 春夏 → 主にゲウを使用 → 32φ用
- 秋冬 → 主にゼクーMを使用 → 30φ用
両方買えばいいって、さすがにそれはもったいない。それに、いつかロロを買いたいし、その時30サイズが全部使えないなんて悲しすぎます。そんな理由で購入を見送っていました。
ホルダー部は工具不要で分解・交換できる—世紀の発見

冒頭でネタバレしていますが、コズシリーズのホルダー部は工具を使わず分解できることに気づきました。
もともと僕は、ゼクーM用にコズハンガー30を所持していました。コズテーブルが欲しかったけど、30を買うとゲウには使えない。32を買うとゼクーMには使えない…。チクショウ…。
でも、待てよ…コズテーブル32を買って、コズハンガー30とホルダーを交換すれば、コズテーブル30としてゼクーMにも使用できるのでは?
との仮定が生まれ、実際に購入して試してみました。結果は、想定通りでした!
ホルダー部分解・交換の【工具不要】完全手順
ぶっちゃけ、現物を手に取ればすぐに気づく、非常に簡単な作業です。
STEP 1: ホルダー底面の固定キャップを外す

まず、ホルダー底面の固定ナット(部品)を外します。工具は一切不要で、指で回して外すことができます。力は一切いりません。
STEP 2: ワッシャーとホルダー部を取り外す

固定キャップを外すと、その下に小さなワッシャーがあります。紛失しやすいため、細心の注意を払って取り外してください。

ワッシャーを取り外したら、ホルダー部をスライドしてフレームから外します。各部品がバラバラになりますが、気にせずに。

はい。バラシ完了。たったこれだけです。

※コズハンガーも手順はまったく同じです。固定キャップを緩めてホルダーをフレームから抜くだけです。

こちらも完了。ワッシャーの紛失だけ気を付けましょう。
STEP 3: ホルダーを交換して再結合する

分解したホルダーを観察すると、バンドと固定キャップは共通部品ぽいことがわかります。ホルダー本体(数値の書いてある部分)とシルバーのロック部のみ、サイズが異なるようです。
では、組み替えていきます。バラシと逆の手順で付けるだけです。


↑交換前
↓交換後

あっさりとホルダーの交換が完了しました。
コズテーブル32を購入したのに、目の前にあるのはコズテーブル30にしか見えません。
嬉しい。
STEP 4: 実際のポールに装着して検証

交換後のコズテーブル30を、ゼクーMの30φmmメインポールに装着。問題ないですね。
そして、元々30φだったコズハンガー32を、ゲウのメインポール(32φmm)に装着。当然問題なし。
これで1年中コズテーブルを使えることになりました!嬉しい!
迷いが消えたら、今すぐ購入!
裏技で使い回し可能!もうサイズで悩む必要はありません。
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合わせてテント本体をチェックする
コズシリーズの本体となるテントを購入される方は、Amazonでも取り扱いがあります。こちらからチェックしてみてください。
ラインナップ充実は嬉しいけど

毎年テントのラインナップが増えて嬉しいですが、コズシリーズのサイズだけは本当に悩ましかった…。
しかし、今回の裏技を使用すれば、必要以上に購入することなく使いまわしができそうです。僕のように「サイズ問題」で購入を見送っていた方も、この情報で購入するきっかけになるかもしれません。
この裏技により、コズシリーズは真の「全ポール対応ギア」となりました。もうサイズで悩む必要はありません。
※重ねてご注意ください 今回の分解・交換は全て自己責任で行っています。しかし、部品構成を見る限り、ホルダー本体とロック部以外は共通部品に見え、元に戻す事もとても簡単でした。
この情報が、コズシリーズ購入の決定的な後押しとなれば幸いです!