ゼインアーツ・オズハンガーのレビュー!パイルドライバーと悩み過ぎたよ

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欲しい欲しいと思いつつ、なかなか買えなかったランタンハンガー。

 

ですが、先日ついにゼインアーツのオズハンガーを購入しました。

 

発売後もずっと気になっていたのですが、決めきれなかったんです。

 

その理由は絶対王者、スノーピークのパイルドライバーと迷い続けていたから。

 

この記事では、パイルドライバーとの比較を交えながら、オズハンガーを実際に使ってみて良かった所・いまいちな所・注意すべき点などをご紹介していこうと思います。

 

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目次

オズハンガーとパイルドライバーのスペック比較

まず、オズハンガーとパイルドライバーの簡易比較表です。

  オズハンガー パイルドライバー
メーカー ゼインアーツ スノーピーク
設置高 170cm・200cm 110cm~240cm
収納長さ 88cm 110cm
材質 アルミ・スチール スチール
耐荷重 3kg 非公表
重量 1.6kg 1.7kg
収納ケース 有り 無し
価格(税込) 7,678円 5,830円

※価格は2021年9月時点のものです。

 

設置高はオズハンガーの2段階選択式に対して、パイルドライバーは無段階調整が可能。

 

価格はオズハンガーが高く感じますが、収納ケース付きという点に注目です。

 

パイルドライバーの耐荷重は非公表ですが、シャフト全体がスチール素材という事もあり、オズハンガーより強度がありそう。

 

なお、オズハンガーは分離型でコンパクトに収納可能。ただし、組み立てが必要。

パイルドライバーは一体型で組み立て不要ですが、その分収納長が長いです。

 

 

 

オズハンガーの特徴・良い点

シンプルでかっこいいデザイン

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オズハンガーで一番気に入っているポイントは、やはりデザインです。

いままでありそうでなかった、シンプルかつスマートな佇まい。

主張しすぎず、ランタンを引き立ててくれます。

 

レイルロードランタンとの相性が素晴らしいです。

公式画像に魅了され購入したのは僕だけじゃないハズ…

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高さは2段階調整のみですが、特に不便は感じません。

 

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さりげないゼインアーツのロゴもお気に入りのポイントです。

 

分離が簡単

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だから何?と突っ込まれそうですが、簡単に分離できるのはメリットです。

 

最近ではギア盗難といった物騒は話も耳にします。

就寝時、外に出しておくと不安になりますが、全部片づけるのはちょっと面倒。

 

でも、オズハンガーは打込棒とシャフトの分離は数秒でできます。外したアルミシャフトだけテント内にしまっておけば安心です。

 

パイルドライバーの質実剛健な感じもかっこ良くかなり好きです。デザインはもう、完全に好みの問題ですね。

 

 

実用的な収納ケースが付属

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オズハンガーには「実用的な収納ケース」が付属します。

 

収納ケースの端には打込棒を差し込む仕切り(下図:矢印部)があり、そこにすっぽりと収まります。この仕切りのおかげで、ケース内で他のアルミシャフトを傷つけることなく保管できます。素晴らしい気遣いです。

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収納ケースって、別で購入するといいお値段するんですよね。

オズハンガーはやや高めの価格に感じます。

 

が、スノーピークのパイルドライバーの場合、収納ケースも別で購入すると考えると、価格差はほとんどありませんね。

 

【参考】パイルドライバーだったら、このケースを買う予定でした。

 

 

撤収時に簡単に抜ける

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予想以上にガッチリと固定された打込棒。これは抜くの大変そうだな…

 

そんな印象があったのですが、ペグを差し込んで左右に回しながら引っ張ると、あっさりと引き抜くことができました。

 

シンプルですが、シャフトが曲がる心配もないのでこれは良い。

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但し、打込棒の穴は9mm幅の為、太いペグは入りません。

 

所有ペグのうち、Soomloomのソリッドペグは直径10mmの為、入りませんでした。

 

グラートステイク、エリッゼステーク、ソリッドステークは問題なく入ります。

 

錆びにくい素材

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オズハンガーは、打込棒のみスチール素材。他はアルミ素材です。

 

これにより、強固な固定と取り回しの良さを両立しています。

 

アルミは錆びには強いです。全体がスチールのパイルドライバーと比較した場合、オズハンガーのシャフトは錆びにくく、優位な部分と言えます。

 

 

オズハンガーの気になる点と注意点

キズはすぐにつく

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画像は1度使用した後の打込棒の状態です。

ご覧の通り塗装は剥げてしまいました。

 

地中に埋まって見えない部分なので剥げてもいいのですが、打込棒はスチール素材なので錆びてしまわないか気になる所です。

 

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画像は打込棒のハンマーで叩く部分です。

 

鉄のハンマーで叩くので、この部分も塗装は剥げます。まあ、ここもシャフトを差し込むので見えない場所になります。

 

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キズがついたら嫌かな、、と思い、始めは薪を挟んで打ち込んでいました。

 

ただこれでは垂直に打ち込むのが難しく、斜めになってしまいました。

結局、ハンマーで直接打ち込むことにしました。

傷を防止したい場合は、ハンマー側にカバーを付けて打ち込むといいかもしれません。

 

※先にペグで穴を開けておくとスムーズに打ち込めます。

 

余談ですが、打込棒は短いのでしゃがみ込んで打つ必要があります。パイルドライバーであれば、立ったまま設置作業が可能です。

 

固定ねじの紛失に注意

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オズハンガーは打ち込み棒とシャフトをシルバーのねじで固定します。

 

この固定ねじが結構、ポロっと取れてしまうんです。紛失には注意が必要

 

というか、失くしました。。。

 

分解時はねじを緩めシャフトを外したあと、ねじは締めておく事をオススメします。

 

【参考】ツイッターで親切な方から、ねじのサイズはM6ー12mmと教えて頂きました。このサイズの化粧ねじ・化粧ビスが代替えとして使用できそうです。

 

 

大型燃料系ランタンの使用には注意が必要

オズハンガーの耐荷重は3kgです。

 

LEDのレイルロードランタンは960gで全く不安はないですが、大型の燃料系ランタンを使用されている方は事前にチェックしたほうが良いです。燃料を含むと3キロを超えるものもあります。

 

オズハンガーのシャフトはアルミで軽いですが、反面、重いものを吊るすと若干たわみます。

 

 

まとめ:見た目で選んでOKな優れた逸品

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何カ月もの間、悩みに悩みました。細かい部分まで徹底的に比較して考えたのですが、最後の決め手は結局、直感でした(笑)

とはいえ、オズハンガーもパイルドライバーも、どちらも良い商品と思います。

きっと、どちらを選んでも後悔することはなかったのかなと。

 

長く長く、大事に使っていこうと思います。

 

では。

 

 

 

 

 

 

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