【レビュー】TCルーテントソロの大きさ・広さ感をチェック!一人+αが良い感じ!

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ビジョンピークスのTCルーテントソロを購入しました。

 

まず今回は、一番気になっていた広さ感をチェックしていきます。

 

結論的には、

 

・ソロテントとしてはゆとりのある広さ

・ある程度荷物も置けるスペースがちょうどいい

 

の2点ですね。

 

では、順にご紹介します。

 

 

 

目次

TCルーテントソロのざっくりスペック

まず、ざっくりスペックです。

 

メーカー:ビジョンピークス
設営サイズ:約210×110×120(H)cm
重量:3.8kg
設営時間:5分

 

TC素材でタープやシェルターと合わせて使用するカンガルースタイル用テントです。

 

「ソロ」の名称ですが、一人+αのゆとりあるスペースが確保されています。

 

なおビジョンピークスからは、

TCルーテントソロ
TCルーテント(2人用・従来モデル)
TCルーテントデュオ
TCルーテントファミリー

のように人数に応じたラインナップが用意されています。

 

 

 

ゆとりのある広さが良い感じ

TCルーテントを購入したきっかけは下記です。

 

・ソロキャンプの機会が増え、ソロサイズのインナーテントが欲しくなった
・他のソロテントと比較して、サイズに余裕があった
・部屋で気軽に張れるサイズのテントが欲しかった

 

最後まで悩んだのは、TCルーテントソロとDODのフカヅメカンガルーテントSSです。

 

悩んだ末に決定打となったのは広さです。特に幅方向はTCルーテントソロの110cmに対してフカヅメカンガルーテントSSは95cm。

 

たった15cmですが、これだけ違うとテント内に置ける荷物も結構違ってきます。

 

夏にタープ下で使う際、就寝時は荷物をできるだけテント内に入れたいので重要なポイントでした。

 

また、TCルーテント(2人用従来モデル)を所有していて、満足度が高かった事も購入理由の一つでした。

 

 

 

テント内にどれくらい荷物が入るの?

一番重視したポイントであり、一番心配だった点です。

 

結果的には、合格!!でした。

 

ソロ用カンガルーテントの場合、コットやインフレーターマットを入れると後は何も入らないサイズが多いです。

 

ですがTCルーテントソロは110cmとゆとりある幅なので、思いのほかスペースの余裕があります。

 

まずは必須のコットを入れた状態から。

 

使用したのはVENTLAXの2WAYアジャスタブルコットです。

ロースタイルの状態でで問題なく入りました。

 

コットの出し入れの時だけ、テントの入口を少し引っ張る必要がありますが、許容範囲内です。

 

参考までに、VENTLAXのコットのサイズは、縦190cm×幅約67cm。

高さはローで17cm。ハイで37cmになります。

 

VENTLAXのコットはごく一般的なサイズの為、他メーカーのコットの多くもルーテントソロで使用可能と思います。

 

インフレーターマットも、ソロサイズであれば全く心配ないですね。

 

続いて、空いたスペースにいろいろ置いていきます。

 

ユニフレームのフィールドラック

まずはフィールドラック

幅は35cmありますが、ギリギリ置けました。(実際にこれでテントを閉めて寝ました)

 

ローコットと合わせて使用すると、ちょうどいい高さになり使いやすいです。

 

枕元には財布やスマホを置くのに、このくらいの高さ感がちょうどよかったです。

 

アルバートルのギアコンテナ

次にアルバートルのギアコンテナ(Mサイズ)です。

 

幅は約30cm。ぴったりに見えますが、問題なく置けます。

 

このコンテナは2つ使用していて、1つは衣類を入れています。着替えは近くに置きたかったのでテント内に。

 

わが家の主役なのでテントに入らなかったら悲しかったのですが、問題なくて安心しました。

 

 

ゼインアーツのモビボックス

続いてゼインアーツのモビボックスです。ゴミ箱も近くに置きたくなりますね。

 

ちょっと寝床に近すぎますが、とりあえず置けましたってことで。

 

ユニフレームの焚き火テーブル

ユニフレームの焚き火テーブルも置けました。が、高さが違いすぎるので、これは入れる事はないかも。

 

参考までに、幅は35cmでフィールドラックと同じです。

 

その他あれこれ。

 

真ん中はオレゴニアンキャンパーのギアバッグです。超使いやすい。

 

ティッシュケースはゴードンミラー。これも秀逸。絶対もっと売れてもいい。

 

お気に入りアイテムはやっぱり近くに置きたくなります。

 

 

さて、結局どれだけ置けるのって話ですが、

 

「約100cmくらい」が結論になります。

 

繰り返しですが、VENTLAXコットの幅が約67cm。

フィールドラックや焚火テーブルは35cmです。合計で102cm。

 

テントのサイズ表記は幅110cmですが、設営後の実際の有効幅は100cmちょっとになります。

 

このサイズは、多くのギアがギリギリ置ける、絶妙なサイズ感です。

 

あと10cm狭かったら、今回試したものは全て置けませんでした(汗)

 

寝床+ちょっと荷物置けるありそうでなかったこのサイズ感。大満足!

 

 

 

 

参考:コットハイスタイル

参考までに、コットをハイスタイルにすることもできます。

 

ただ、ハイスタイルの状態ではテント内へ入れることができない為、ロースタイルでコットへ入れる→テント内で足をつけるという手順が必要になります。

 

バラす時はその逆の手順が必要です。

 

また、高さがある分テント内でやや中央に寄せる必要があり、左右のスペースはロースタイルの場合より狭くなります。

 

コットに座ると頭がちょうどテントの天井にふれるくらい(身長約170cmで)

 

これでもちゃんと眠れるし、手順を踏めばできなくなはいけど面倒なのであまりやらないかな、という感想でした。

 

 

絶妙なサイズだから、部屋キャンにもいい!

この絶妙なサイズ感は、部屋キャンにも使いやすいです。

 

大きすぎると張るのは大変だし、スペースもだいぶ圧迫します。

 

小さすぎると、コットしかおけなくて寂しいです。

 

繰り返しになりますが、「絶妙なサイズ感」が素晴らしいんです!

 

写真は6畳部屋ですが、この部屋でもいろいろと向きを変え、レイアウトを楽しめました。

 

部屋キャンは思いのほか奥が深く、部屋の雰囲気も一変するので、本当に楽しいですよ!

 

キャンプに行けない日が続いた時にも、ぜひ一度お試しください。

 

 

 

その他、細かい気づかいも◎

開閉方法は従来モデルと変わりました。

 

入口を全開にしても、開けた部分が地面につかないデザインになりました。

従来モデルでは開閉部が下に垂れるデザインだったので進化したといえます。

 

その影響で「おにぎり」のようなデザインになりましたが、実際に見ると悪くありません。

 

登場したばかりはこのおにぎりデザインに「う~ん。。。」となっていましたが、黒いメッシュの印象も含めて実物は良い感じです。

 

出入口のファスナーは幕とメッシュで別々になりました。

 

従来モデルでは2回開ける必要があったのですが、これならばメッシュにも、全開にも一度でできます。

 

これを一度経験すると、従来モデルがちょっと面倒に感じてしまいます。

 

サイドに2つ配置されたベンチレーションはかなり大型です。

 

このサイズで暖房器具ははっきりいって危険ですが、マイ暖程度ならいけるかも?今後実験したいと思っています。

 

※その場合はベンチレーションだけでなく前後出入口もある程度メッシュ状態にし、安全性を確実にして使用します。

 

サイドに2つ配置された大型のメッシュポケット。

 

個人的にはあまり使用しませんが、まあないよりあったほうが絶対いいですね。

 

これらのように細かく見ていくと、従来モデルからの進化点を多く感じる事ができました。

 

 

ルーテントソロのいまいちな点は?

悪い、までではありませんが、気を付けるべきポイントはいくつかあります。

 

まず、TCルーテントソロは広さを確保する為、側面がほぼ垂直に立ち上がっています。

 

天面にあるリッジポールで幕を広げていますが、ポール端部がやや飛び出しています。

 

出入りの際は目線に近い高さになるため、注意が必要です。

 

さらにこのリッジポールですが、シェルターのインナーとしての利用時、幕側にめいいっぱい寄せた場合、幕と干渉します。

 

ギリギリまでテントを端に寄せたかったけど、ポールが干渉してあまり寄せられなかった、という事が起こるかも。

 

この点に関しては、やはりDODのフカヅメカンガルーテントが優秀です。

 

テント内が広いルーテントか、少し狭いけど端まで寄せられるフカヅメか?の選択になります。

 

次にポールです。FRP製ですが、正直値段が上がってもいいからアルミがよかった。

 

また、設営の容易さを比較した場合、従来モデルのほうが簡単でした。

 

ルーテントソロの設営では、一直線のポールを均一に曲げる必要がありますが、慣れていないとポールをしならせるのが感覚的にこわいです。

 

従来モデルでは、接続部にもともと角度がついていた為、ポールをしならせる必要があまりなく、設営が簡単でした。

 

従来モデル:TCルーテント

但しこれらは「比較すれば」の話であって、慣れれば問題ないレベルということを付け足しておきます。

 

 

まとめ:カンガルーテントは活躍の幅が広い!

キャンプを始めた頃は、カンガルースタイル用のテントを買うなんて、思ってもいませんでした。

 

なのに、気づけばサイズ違いで2つ目を購入してしまいました(笑)

 

夏はタープ下で、冬はカンガルースタイルで、家では部屋キャンに。

 

虫対策にも寒さ対策にも、実際に使ってみると、こんなに便利なものはありません。

 

今回のTCルーテントソロは、一人用+αのサイズ感が絶妙でとても気に入りました。

 

1年を通して、長く活躍できそうです。

 

以上、ビジョンピークスTCルーテントソロの(広さ感)レビューでした。

 

参考になれば、とれも嬉しいです。

 

ありがとうございました。

 

 

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