コメリのメッシュスタンド(Mサイズ)をレビューします。
これはキャンプギアでなく本来ガーデニング用品です。花を置く台です。
購入したのは、ゼインアーツの公式インスタで使用されていたのがきっかけでした。
実際に手にしてみて、買う前のイメージとはちょっと違った使用感、質感ではありましたが、結果的にはキャンプギアの1軍入り確定になりました。
では、コメリのメッシュスタンド(通称:コメリラック)の良かった点、いまいちな点を中心に、ご紹介していきます。
メッシュスタンドの基本情報
さらっと基本情報から。
商品名
折りたたみメッシュスタンドワイドS/M
大きさ・重さ
Sサイズ:幅450mm×高さ375mm 1.25kg
Mサイズ:幅510mm×高さ525mm 1.52kg
価格(2022年6月時点)
Sサイズ:1980円
Mサイズ:2480円
※昨年(2021年)の価格より500円の値上げとなっていました。
販売店
コメリ(実店舗および、オンラインストア)
今回購入したのはMサイズです。
もともと園芸用のラックとして販売されていた商品。キャンプ用途での注目度も上がっているようで、コメリ公式のページではキャンプ用品を配置して紹介されています。
コメリは全国に展開しているホームセンターです。
オンラインストアでも購入できますが、送料もかかるので実店舗で実物を見てから購入する事をオススメします。
なお、オンラインストアでは近隣店舗の在庫状況が確認できて便利です。
なぜコメリのメッシュスタンドを選んだ理由
キャンプのメインラックは、ユニフレームのフィールドラックを2個使用しています。
ですが、「ちょっとした物を置く場所」に困っており、ラックの追加を検討していました。
案1.フィールドラックの追加
良い点:軽い。使い勝手がいい。
悪い点:値段が高い。見た目の変化に乏しい。
案2.おしゃれ系ウッドラック
インスタでよく見る、アイアンフレームに木の天板を通したもの。
良い点:おしゃれ。ウッド調は好き。
悪い点:値段が高い。重い。
案2が有力でしたが、「重さ」に引っかかり決めかねていました。
そんな中見つけたコメリラックは、「安い・軽い・使い方が豊富」という点に魅力を感じて購入しました。
コメリメッシュスタンドの良い所
実際にコメリラックを使って、良いと感じた点についてです。
軽いから運搬&設置がノーストレス


キャンプギアが増えるほど、「軽さ」に重点を置くようになります。
買い替えたくなるキャンプ道具の多くは重い物です。
その点において、コメリラックは合格点。
Sサイズ:1.25kg
Mサイズ:1.52kg
ユニフレームのフィールドラック1.7kgより軽いです。
軽いから運搬~設営・撤収のストレスがありません。
軽い道具を選ぶとストレスが少なく、長く使うことができます。
サイズ感がキャンプギアに適切
このスタンド、キャンプ中に置きたいもの、引っ掛けたいものがちょうどよく収まるんです。
前後にガードがあり、シェラカップを掛けることもできます。
ほとんどのキャンプギアが良い感じに置けるから、どんな使い方でも活躍します。
ランタン置き場にして眺めるもよし。


調理器具置き場にしてもよし。
ST-310は見映え的にもアリですね。
手前にロールポーチやウォールポケットを吊るすのも良いと思います。
サイズ感としては、サイドテーブルとして使うならSサイズの高さが良い。
棚として使うならMサイズまたはM&Sサイズの組み合わせが良さそうです。
何を配置しても「キャンプギアでしょこれ…」っていうほど綺麗に収まって気持ちいいです。
コメリメッシュスタンドのいまいちな所
次にいまいちな所です。やや厳しめに見てしまいましたが全部あげましょう。
収納サイズはやや厚みあり
簡単に畳めますが、厚みは7.5mmほどありました。
そもそも頻繁に畳む事を考えられた商品ではないので仕方ないとも言えます。
補足すると、畳んだ状態では押されないよう収納した方が良いです。重い物を上に乗せると脚部が歪むかもしれません。
各部の仕上げがいまいち
各部の仕上げが悪いです。普通ではなく、悪いです。
特に天板外周のバリ。画像の赤丸部分ですが、尖っていて指に刺さります。
ざっと見ただけで5カ所もあったので、購入後には確認と除去をオススメします。
次に脚裏。
黒フレームに白いプラスチックがはまっていました。
真ん中に穴があるので砂が入るかも。フレームと白いプラの間にも土、砂が入りそうです。
何かほどよいキャップが欲しいですね。
※この外周にもバリがありました。
値段は安いけど、すごく安くはない
Mサイズでお値段2480円。
まあ安いんだけど、すごい安いと言うほどでもないというのが正直な感想です。
ホームセンターで買えるキャンプギア=安い!お得!を期待してしまいます。
直近の値上げも痛いですね。
前述した「各部の仕上げの悪さ」も価格満足度を下げる要因です。
これが1480円だったら、仕上げ悪いけど安いしOK!ってなるんですけどね。
レイアウトの想定と実際の違い
買う前の配置予定と、実際の配置はだいぶ違う結果になりました。
当初の予定
MとSを階段状に並べて設置。それぞれの天板に木の板を置く。
実際の配置
ラックに置くもの、掛けるものを考えると、Mサイズ1個でOK。
様子見でMサイズを買ったのですが、思ったより奥行がありました。
天板の外寸は51cm×20cm。
フィールドラックと焚き火テーブルは奥行35cmなので、メッシュスタンドを2つならべると他より前にはみ出します。
ならべた時にこれだけ出っ張っているのはちょっとね…。
次に天板の木の板をやめた理由です。
木の板を置かなくても、フィールドラックの横にそのまま並べたらスッキリとまとまりました。
単純に、黒×黒だからですね。
フィールドラックとの相性は○でした。


焚き火テーブルとの相性は△でした。
メッシュスタンドに木の板を置いたら、もう少しまとまりが出るかもしれません。
でも、シルバーとブラックのフレームが並ぶ違和感はどうしても残ります。
※Sサイズを並べた場合は焚き火テーブルとほぼ同じ高さになるので、違和感は減ると思います。
前面にはDODのうさポーチを吊るしました。
思いのほかいい感じ。
この中には頻繁に使う小物が入っています。高さもほどよく取り出しやすい。
上に木の板を追加で置いてしまうと、カラビナでの固定ができなくなります。
これも木の板の追加をやめた理由の一つです。
(その上のバーにも引っ掛けてもいいですが、見た目がいまいち)
下に置いてあるのはオレゴニアンキャンパーのセミハードギアバッグM-FLAT PLUSです。
画像のルミエールランタンや温度計、コールマンの蚊取りは全てこの中に収納しています。
Sサイズで同じ配置をすると、この2つが被って使い勝手が落ちます。
これらの理由で、2個使う予定だったけどMサイズ1個で良かった!
色のまとまりやカラビナで掛ける事も考えると、天板はなくても良かった!
という結果になりました。
まとめ:使い方により全く違う印象を見せるラック
メッシュスタンドは使い方によって、全く違った印象を見せてくれます。
何を置く?どうやって引っ掛ける?ラックは1つ?2つ並べる?
棚として使う?サイドテーブルとして使う?天板はどうする?
このシンプルなスタンドは、かなりの可能性を秘めています。
実際に僕も、予定とは違う使い方になったけど、結果的には良かったです。
細かい仕上げとか厳しい事を書きましたが、買った事は大正解でした!
部屋キャンプでのレイアウト研究も、いままで以上に楽しくなりそうです。
以上、コメリのメッシュスタンドのレビューでした。