ギギ2TCプロトタイプのレビュー!美しさと最上の冬仕様を備え登場

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ゼインアーツの2024年新作プロトタイプ・ギギ2TCがお披露目されました。

ゼクーM TC、ギギ1TCに続く、ゼインアーツとしては第三のTC幕になります。

早速レビューしていきましょう。

※当記事は、アルプスアウトドアサミットで展示されたプロトタイプのレビューです。
実際の発売時には仕様が変更となっている可能性があります。ご了承ください。

目次

最上の冬仕様で登場するギギ2TC

秋冬キャンプでの快適性から見た場合、ギギ2TCは最上の装備を備えています。

まず、従来のギギ2からの変化点はこちら。

  • ポリ→TCへ変更
  • ポリ製のスカートを追加
  • トップキャップを追加
  • ビスロン&トリプルスライダーを装備
スカートは乾きやすいポリ製

スカート追加により防寒面は一気に向上しました。

濡れやすい場所なので、乾きやすいポリエステル製になっています。

TC部とはほんの少し色味が異なりますが、現物を見た限りほとんど気になりません。
ファスナーカバー部もポリ製です。

スカートがある=換気性の悪化を心配する方がいるかもしれません。

大丈夫です。サイドポール立ち上げ部にはメッシュがあります。

空間を広げるだけでなく、通気性も確保し精神的な安心感も得られます。

トップキャップ追加

2か所の先端部にはトップキャップが追加されています。

TC結合部の雨漏れ対策です。

なお、ギギ2(ポリ)の先端部の色はグレーなので、TCバージョンの色の方が違和感が少ないと感じるかも。

補足すると、ゼクーMTCの公式画像は幕の色が濃く、ポリ部がやや浮いて見えます。ですが、実物ではまったく違和感が感じませんでした。

ギギ2TCもこれと同じで、TC部とポリ部の色の違和感は感じませんでした。

ビスロン&トリプルスライダー

ファスナーはトリプルで、嬉しい人も多いはず。

しかも真冬にファスナーが凍り付いても、バリバリと氷を砕きながら開閉できるビスロンファスナーです。

便利なだけでなく非常時でも脱出でき、安全面のメリットにもなります。

ポールはアルミ製でしたが、径は特定できませんでした。

30φから32φに変更と思いましたが、設置されていたコズホルダーには「30」と表記があったような気が。
メインポールが2本という事もあり、30φでも問題なかったのかもしれません。

もしスチールポールになってたら「え、嘘だろ。やめてよ。がっかり。」でしたけどね。

いつもながらポールのクオリティも高く、ロゴもかっこいいので、ニヤニヤし放題です。

【後日追記】市販版はメインポール32φでした。

スカート先端の跳ね上げに拍手!

声を大にして言います。

スカート先端の跳ね上げが最高!

これですよこれ。素晴らしい。これぞゼインアーツのこだわり。

幕を跳ね上げてもスカートがだらんとせず、ピシッとかっこよく決まります。

元々よかったギギ2の美しさが、TCバージョンでも失われていません。

強度も考えられているので安心して跳ね上げて「かっけえ!」と叫びましょう。

TC化のメリットは多い

暖かく過ごせる、だけでなく「ゼインアーツの幕のTC化」の視点から見ると大きなメリットがあります。

ポリ幕と比べ、圧倒的にシワになりにくい。=美しくかっこよく張れる!

これです。シリコン加工されたポリ幕はとても軽いですが、「シワになりやすい」というデメリットを抱えています。

その点でTCは、何も気にすることなく扱えるのがいいですね。

かっこいい幕をかっこよく張れる事。すごく大事です。

余談:ヨゾラのコハクに追加されていた「斜めビルディングテープ」の追加はなしかな?

【後日追記】コハクは最初に作る四角形が実は「台形」のようで、そのため斜めビルディングテープが追加されたようです。

ギギ1TC

TC化により影が濃くなる為、夏の快適性も向上させます。

夏のテントでの暑さ具合って、結局は「風の抜け」だと思います。

夏はタープが一番と言われるのも、これが理由ですね。

ギギシリーズは前後とも大きく跳ね上げができるので、風の抜けが最高です。

よって、ギギ2TCは夏でも全然イケるテント。この点において、ギギシリーズはゼクーより有利です。

ただ、日本の夏は雨が多いので、そこだけは気を付けましょう。

ギギ2TCは大きい。かなり大きい

まるでパーティ会場のような広さ

ちょっとTC化とは関係ないですが念の為。

ギギ2TCはかなり大きいです。従来のギギ2と同じ大きさのハズですが、もともと大きかったんです。

トードテーブル2つ並べても全然余裕です。

【参考】ボトムの幅
ロロ:530cm
ギギ2TC:700cm

ロロよりずっと大きいです。ガイロープも考慮すると、サイトの幅は9m欲しい所。

この点だけは気を付けましょう。

また、大型幕なので、冬は出力の高い暖房が欲しくなります。

でも、かっこいいんだよね。ギギ2ってあまり見かけないかもですが、実際に目にするとその大きさからくる存在感がすごく、「おおぉぉぉ…かっけえ。」って声が漏れます。

2024年の発売は春頃か?

さて、気になるのは発売時期ですが、プロトタイプとはいえお披露目が早かったので発売時期も早そうです。

例年、新作テントは夏頃発売のパターンが多いですが、春頃には発売されるかもしれません。

価格はこれまでの流れでポリに対して+5000円程度とすると、75000円くらいでしょうか。

→【追記】販売価格75,460円(税込)で確定しました。発売は2024年6月の予定です。

という事で、最上の秋冬仕様で登場予定のギギ2TC。大きさと重さだけは要注意ですが、満足度は相当高そうですね。

で、2024年の新作はギモーグ、ギギ2TCの2つだけでしょうか。3つ目のサプライズを期待したい所ですね。

以上、ギギ2TCプロトタイプのレビューでした。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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