高速道路での長距離運転を少しでも楽にしたい。そんな理由でACC(アダプティブクルーズコントロール)付きのN-BOXを購入し、早3年が経過しました。帰省や家族旅行、高速道路での移動を中心に、走行距離は約1.7万kmに達します。
※本記事は2022年式N-BOX(Honda SENSING・渋滞追従機能付き)で約3年間使用した際の感想をもとにしています。
3年間使って感じた結論
高速道路では手放せないほど便利
渋滞追従機能のおかげで疲労が大幅に減る
一般道では自分で運転した方が自然に感じる
ACCは便利だが過信は禁物
この記事では、ACC付きの車を初めて所有した筆者が、メーカーのカタログでは見えてこない「本音のメリット・デメリットと注意点」を徹底レビューします。
ACC(アダプティブクルーズコントロール)とは?

ACC(アダプティブクルーズコントロール)は、前の車との車間距離を自動で保ちながら、アクセルやブレーキを制御して走行をサポートする運転支援機能です。
Honda車では「Honda SENSING」の代表的な機能として搭載されています。
「ACCって結局何をしてくれる機能なの?」という方は、まずはこの概要だけ押さえておけば十分です。
N-BOXのACCを3年使って分かったメリット・デメリット・注意点
3年間、約1.7万kmを走破して分かった、ACCの本音を整理しました。
メリット①:精神的な疲労が大きく軽減した

アクセルとブレーキをおまかせできるから楽。その程度だと思っていました。
最大の恩恵は、「前の車との車間距離を適切に維持してくれること」です。これこそACCの真骨頂だと感じました。
肉体的な疲労軽減はもちろんですが、渋滞時や高速道路での「前の車との距離感」に神経を使わなくて済むのは、想像以上に大きなメリットで、私はもうACCなしは選べないと思うほどでした。
メリット②:渋滞追従機能による安心感
2022年式以降のN-BOXに搭載されている「渋滞追従機能」は、停車までサポートしてくれます。特に帰省時などの渋滞でその真価を発揮します。
渋滞時に「ブレーキから足を離せる」ことの恩恵を何度も感じてきました。
デメリット①:一般道では使いづらい
あくまで私の運転スタイルでの感想ですが、一般道では積極的には使わない、が結論です。
見通しの悪い交差点やカーブでは「人の感覚」と「機械の制御」にズレを感じます。自分で操作する方が直感的でスムーズです。
人の操作であれば無意識にアクセルを弱めるであろう少しのカーブや勾配を、ACCでは一定速度で走り抜けてしまい、感覚的に怖いと感じる事があります。
デメリット②:「ブオオオオン!」という急加速に驚く

例えば高速道路で前走車に追従して低速走行しているとき、前走車が車線変更などでいなくなると、設定速度まで戻るために自動で加速します。
この加速が「ブオオオオオン!!」って感じで、まるでアクセルを強く踏み込んだような勢いで加速します。
初めて速度復帰を経験した時は、予想以上のエンジン音に驚いたほどです。設定速度と実際の速度に差があるときは、実際の速度に近づけておくのがコツです。
注意点①:天候やセンサーによる制限
大雨や濃霧、あるいはフロントガラスの汚れによって性能が制限されることがあります。
状況によっては「機能が解除される」こともあるため過信せず、自分で運転状況を確認することが大切です。
注意点②:ACCは運転支援であり過信は禁物
ACCは便利ですが、自動運転ではありません。前方確認はもちろん、非常時のブレーキ操作はドライバーが行う必要があります。割り込み車両やカーブの先の停止車両など、状況によっては期待どおりに作動しないことがあるため、最終的な責任は常にドライバーにあることを忘れてはいけません。
▼長距離運転をより快適にするバックミラーについては、こちらの紹介記事で詳しく解説しています。

よくある質問(FAQ)

Q. ACCと普通のクルーズコントロールの違いは?
A. 普通のクルーズコントロールは設定速度で走るだけですが、ACCは前走車に合わせて自動で加減速を行います。前走車が止まれば自車も止まるため、進化のレベルが全く異なります。
※車種や年式によって、30km以下は使用できない等、設定速度に制限がある場合がありますのでご確認ください。私の場合、大型連休の渋滞などで使うことも多いため、0km/hから追従できるタイプを重視しています。
Q. ACCを使うと燃費は良くなりますか?
A. 高速道路のような一定速度の巡航なら燃費は安定します。但し、加減速が頻発する環境で無理に使うと、効率が悪く燃費が悪くなる可能性もあります。
Q. ACCは初心者でも使えますか?

A. 私もACC付きの車はN-BOXが初めてでした。特徴を理解すれば非常に便利な機能です。初めて使う場合は、高速道路など交通量の少ない場面で少しずつ慣れていくことをおすすめします。
Q. 一般道でも使えますか?
A. 機能上は使用できますが、私自身は状況判断が多い一般道(バイパスを除く)では使う場面はほとんどありません。一定速度で走りやすい道路の方が、ACCのメリットを大きく感じています。
◎高速道路(80~100km)…ばっちり活用できる
〇幹線道路(60~80km)…結構つかえる
△一般道路(~60km)…使えるけど、人の感覚に合わない
Q. ACCはブレーキを踏むと解除されますか?
A. はい。ブレーキ操作で即座に解除されます。「怖い」と感じたら、迷わずブレーキを踏んで解除しましょう。
まとめ:こんな人にはACC付きN-BOXがおすすめです

私がN-BOXを選んだ理由の一つが、ACCが搭載されていたことです。
実際に3年間乗ってみると、ACC以外にも満足しているポイントがたくさんありました。
こんな人にはACC付きN-BOXがおすすめです
- 高速道路を利用する機会が多い方
- 帰省や旅行で長距離運転をする方
- 渋滞時の疲労を減らしたい方
- 初めて運転支援機能付きの車に乗る方
3年間使った今でも、「ACC付きにして良かった」と心から思っています。
高速道路を走る機会がある方なら、満足度は非常に高い装備です。
一方で、自動運転ではないことを理解し、機能の特性を知って使うことが、安全で快適なカーライフにつながります。
高速道路を走る機会があるなら、私はACC付きモデルをおすすめします。
私が3年間乗って感じたN-BOX全体の満足度については、購入レビュー記事でも詳しく紹介しています。購入を検討している方は、ぜひあわせてご覧ください。
▼私が購入した試乗車落ちN-BOXについてのレビューはこちら


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