待望のTC化!ゼクーM TCとギギ1TCをレビュー!【2023年新作】

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ゼインアーツ2023年の新作展示会レポ。

 

第二弾はゼクーM TCとギギ1TCです。

 

ゼクーMユーザーとして、TC仕様はやはり気になっていました。

 

たっぷりの写真と合わせて、レビューしていきます。

 

 

目次

TC化によるポリ幕との変更点

まずはTC化によるポリ幕からの変更点をざっくりと。

 

ゼクーM
本体:75Dポリ→TC
センターポール:Φ30mm→Φ32mm
エクステンションフレーム:Φ16mm→Φ17.5mm
重量:11.5kg→15kg
その他:トップキャップ追加。ビスロン&トリプルジッパー仕様。

 

ギギ1
本体:75Dポリ→TC
センターポール:Φ30mm→Φ32mm
重量:4.5kg→9kg
その他:スカート追加。トップキャップ追加。トリプルジッパー仕様。

 

 

増加した重量に耐える為、各ポール径はアップ。

スチールへ変更せず、アルミのまま強度アップしている点にゼインアーツのこだわりを感じます。

 

浸水を防ぐためポリ製のトップキャップを装着し、ギギ1には念願のスカートが装着されました。

 

トリプルジッパー仕様ということもあり、冬の快適性としてはこれ以上ない仕様とも言えます。

 

 

 

ゼクーM TCの詳細をチェック!

ゼクーM T/C

まずはゼクーMから。

第一印象は「とてもきれい」

 

ポリ幕特有のシワがありません。TCだから当然ですが、サラっとしてすごく綺麗です。

 

なお、公式HPの画像は暗めのイメージでしたが、現物はもっと明るい色合いに見えました。

 

 

さらっとした質感

ゼインアーツのポリ幕は、シワが付きやすいデメリットがありますが、TCならば綺麗に張れます。これはいい。

 

 

幕内もTCならではの安心感があります。

 

風でのバタ付き音が出にくいのもTCのメリット。

 

もちろん結露も吸収するので冬場でも過ごしやすい事間違いなし。

 

なんだろう。とても落ち着く空間です。

 

 

余談ですが、コズシリーズの使い方がとてもいい感じでした。

 

コズハンガーでジグを吊るし、その下にはコズホルダーとコズテーブル。

 

空間を縦に有効に使う、が最近のテーマでしょうか。

 

ゼクーMは二股化すると超快適ですが、ワンポールの有効活用も良い感じに見えてきました。

 

 

Φ16mmからΦ17.5mmへ強化されたエクステンションフレーム。

 

ゼクーM(ポリ)より明らかに太く、質感は高いです。

 

 

ビスロンファスナー。

 

冬場に凍結しても、氷をバリバリ砕いて開閉できるとかなんとか。

 

 

浸水を防ぐトップキャップはポリ仕様です。

 

TC化により、ポリ部分が素材の違いで浮かないか?

 

が注目ポイントでしたが、この部分は気になりません。

 

 

大開口部のファスナーもポリです。

 

あれ、おかしいな…。違和感…ないぞ。

 

出典:ゼインアーツ

何がおかしいって、公式の画像(↑)では結構浮いてるように見えたからです。

 

ていうか、だいぶ違いません?(良い意味で)

 

 

エクステンションフレーム下のファスナー部もポリ。

 

はい、違和感なし。

 

 

スカートもポリです。

 

汚れやすいスカートはポリが良いという意見も多いですね。

 

 

エクステンションフレーム部は、メッシュ下部にもスカートがあり二重構造。

 

ここをピシッと張ると見栄えがグッと上がります。

 

 

TC仕様の収納袋

ゼクーM(ポリ)の収納袋はグレーでしたが、TCはブラックで差別化されています。

 

 

というわけで、気にしていた違和感という点は全然問題なかったです。

 

あえて挙げるならガイロープの色が明るすぎかなって事だけ。(ゼクーに限らず)

 

 

ゼクーM T/Cで冬キャンプ。

 

これはもはや、快適に過ごせる気しかしません。(雨さえ降らなければ)

 

なお、展示会でのゼクーM T/Cの注目度はなかなかに高く、常に誰かが見ている状況でした。(ロガより見られていたくらい)

 

狙っている方は、インスタ&ツイッターの情報を漏らぬよう気をつけて下さい。

 

 

ギギ1 TCの詳細をチェック!

続いてギギ1。

 

ポリからの変更点はスカート装着以外、ゼクーとほぼ同じです。

 

ギギってこんなにカッコ良かった?が第一印象でした(笑)

 

この角度、とてもセクシー。

 

張って、ニヤニヤして、飲めるって、とても大事。

 

 

ギギ1TCの最高なポイントはこれです。

 

フラップの跳ね上げはスカート先端からの為、とてもきれいに跳ね上げる事ができます。

 

もう全メーカー真似して下さい。お願いします。

 

 

トップキャップ部。

 

見慣れたらポリ幕の頂点のほうが違和感を感じるかも?

 

ゼインアーツの価格は安くはないですが、これら作り込みの丁寧さ、品質の高さは間違いないと思います。

 

 

側面から。

 

流れるようなラインがイイ感じ。

 

トイレに行って帰ってきたら、テントを眺めて一周しちゃいます。たぶん。

 

ゼクーM TCと同じく、やはりシワが少なく綺麗です。

 

 

高さが抑えられている影響でゼクーより小さく見えますが、実際の設営面積はほぼ同じです。(幕の幅はギギ1のほうがあります)

 

 

幕内の雰囲気。

 

TC&スカート装着で寒い冬も怖い物なし。

 

それどころか、雪大歓迎くらい強気にいけそうです。

広すぎないから、幕内を暖めやすい。

 

 

ギギ1TCで雪中ソロキャンプ…最高かもしれません。

 

重量も9キロで収まっているので、積み込みも楽ですね。

 

 

ポリとTCのどちらがいいのか?

さて、ポリとTCのどちらがいいか?問題について。

 

最善の選択は人によりますが、僕の場合はこのように考えます。

 

以下2つの条件を満たせるならTC。満たせないならポリ。

・重さが許容範囲
・帰宅後に乾燥させる環境がある

 

なお、僕の場合は充分な乾燥環境がないのでポリを選びます。

 

 

TCはポリ幕よりメリットが多く、張ってしまえば快適に過ごせます。

 

ですが、重さと濡れた後の処置のデメリットが大きい。

 

雨に降られてもガレージで乾燥できるとか、広い庭があるからなんとかなる。

そんな環境ならばTCで良いかなという感じです。

 

あとゼインアーツのTC仕様はポリ仕様に対して+5000円程度。お得感は高いです。

 

 

ゼインアーツのTC化は進むのか?

今後もTCが出るか?については、製品により状況が異なってきそうです。

 

最重要なのは安全性が確保できるかという点。

 

テントのサイズが大きいほど重量増加の影響が大きく、風による倒壊のリスクが高まります。

 

よって、大きいサイズのテントほどTC化は難しく、TC化される可能性は低くなります。

 

 

まとめ:どちらも完成度高く後悔はなし

さて、どちらもカッコ良さをキープしたまま強度・安全性含め冬でもガッツリ使える幕にアップデートしていました。

 

TCによるデメリットもありますが、購入して後悔する事はまずないだろうと思うほどの完成度でした。

 

8月下旬→9月上旬~中旬へ延期の発売日が今から待ち遠しいですね。

 

以上、ゼクーM TC、ギギ1TCのレビューでした。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

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